四人の使徒と、自画像と
ダゴベルトさんの髪型は、 デューラー画のこの聖ペトロに似てるそう・・・なのでこちらの写真を。LeicaM9 Munich, Germany 
探偵ダゴベルトの功績と冒険」バルドゥイン・グロラー(垂野創一郎 訳)、読了。
古き良き時代のウィーンを舞台に、素人探偵ダゴベルト・トロストラーが活躍するミステリー短編集です。
上流階級に属するダゴベルトさんが、その類い稀なき知識と幅広い人脈とを駆使しつつ、困難な状況に陥ってしまった善良な友人・知人たちのために奔走し解決する、というストーリー。

科学捜査がメインの現代ミステリー小説とはちょっと違う、非論理的な当時の捜査方法もご愛嬌!?・・・の華やかな舞台設定が魅力的。
私はこの時代が舞台となる小説が大好きなので、細かい設定なども楽しみながら読むことができました。ダゴベルトさんとグルムバッハ夫妻との小粋なやりとりも、とってもウィーン的で楽しい気分に。ダゴベルト・シリーズ、さらに翻訳が出てくれますように!(絶対買います!)

そして。
相変わらずプヒ先生の「あとがき」がヘルプフル過ぎてビックリ💦   今回も読み始めるやいなや、ダゴベルトさんの「使徒ペテロ風」髪型って言葉が出てくるのですが・・・それってどんな感じ???って思っていたのだけど・・・・

「あとがき」内でしっかり解説していただいておりました。プヒ先生の「あとがき」、毎回痒い所に手が届く設定です(笑)
このアルブレヒト・デューラーの「四人の使徒」のペテロのイメージに近いのだとか。「四人の使徒」、ちょうどミュンヘンのアルテ・ピナコテークで撮影した時の写真がありました。聖ペテロは左側から二人目、「鍵」を持ってる方です。参考になさってください~。