おフランスには行ったことがないので・・・ちょっとそれっぽく見えるミュンヘン・レジデンツの写真を。Munich, Germany )

ペルッツ先生の新作「テュルリュパンーある運命の話」、読了。
かなり前から予約注文していたので4/14には届いていたのですが。ちょうどボルヘスの「砂の本」を読んでいたことと、GWの和歌山へのセーリング準備に向けてのD嬢のトレーニングに忙しかったため、GW明けまで封印していました💦(D嬢の初・航海についての記事は後ほど。)

で、偏見なく読みたかったので、他の方のレビューも必死で見ないようにし、プヒ先生のブログも泣く泣く読まないようにしていました(←苦行の様じゃった・・・・IIIII)。

これまでのペルッツ作品とはちょっと雰囲気違うかもしれませんが、歴史的イベントを虚実巧みに織り交ぜ、登場人物らと共に読者をも巨大な歯車に飲み込み引き摺り込んでいく手法は・・・・非常にペルッツ的。
またテュルリュパン本人ですが。かなり痛々しいキャラです。
非常に大きな力と知恵を持った者が、浅はかで卑しい愚者に敗れる。しかもその事実に両当人らすら気づいてない・・・・という。なんという運命!
読了したので、安心してプヒ先生のブログを訪問したところ、「ちくま5月号」(ちくま書房のPR誌)にペルッツ論を寄稿されてることを知ったので、AmazonのKindle版即購入。速攻で読みました。(PR誌までKindleで読めるとは。いい時代になったものです)

そして。相変わらずプヒ先生の「あとがき」は必読です。そうかーなるほどー。  「ウィーン5月の夜」を再読せねば。