良き相棒と一緒に
スイスのザンクト・ガレンで出会った素敵なご夫婦。ワンコと一緒に撮影させて頂きました。St.Gallen, Switzerland )
ヘルマン・ヘッセ の「人は成熟するにつれて若くなる」、読了。
ココロ豊かな老年を迎えるための賢者からのヒント・・・といったポジティブなものを期待していたのですが・・・・真逆でした(笑)。
これを読んで気分が若返ることあるのかしら?💧 老後が不安な人は、さらに陰鬱な気分になるような気がします。
帯には”人はいかにして良く「老いる」ことができるか。”と書かれてますが・・・私がまだ深く読み込めてないのが原因なのか、このエッセイ集の中のヘッセが「良く老いて」いるとは思えないのです。逆に、老いることに対する苦悩や恐怖はよくわかりましたが💦

もっともこの本はヘッセ先生がご自身で作られたのではなく、フォルカー・ミヒェルスという方がヘッセ先生の過去の小記事や詩を編集して出版したエッセイ集なので・・・タイトルからの乖離は仕方ないのかもしれません。ザンクト・ガレンのシンボル、聖ガレンと相棒のクマ。聖ガレンはクマに食べ物を与えて調教し、薪を集めてこさせた、という。St.Gallen, Switzerland 

実は年末、何気なく上野千鶴子女史の「在宅ひとり死のススメ」を読んでいたのですが。こちらは読んだ後、自分の老後をこれまでとは少し違った角度から考えてみることができるようになりました(笑)。
”認知症になった自分が自宅でスッポンポンになっていても私は全く困らない。困るのは訪問してきてそれを見たヘルパーさんだけ!”・・・・と。   その発想はなかったなあ(笑)。
部屋が汚部屋になっていても、ボケてしまった私は全く平気でしょう。不快に思うのは、それを見つけた私以外の人だけ(笑)。
自分の家なら、汚し放題やりたい放題。ノー・プロブレム(笑)。

ただ、感情コントロールができなくなって他人に危害を加えたり、管理能力が低下して火事を出したり・・・・と、第三者に深刻な被害が及ぶようになった場合はどうしたらいいのでしょう💧そういった場合の考えもお聞きしてみたかったかも。

上野女史のこの本が面白かったので。
「私もそろそろ老年というものを考える時期なのかも。この機会に先人たちから老年を楽しく過ごすためのお知恵を拝借してみよう!」と、老年をテーマにした本を読んでみようと思うようになりました。

で、1月には横尾忠則さんの「今、生きる秘訣―横尾忠則対話集」「創造&老年 横尾忠則と9人の生涯現役クリエーターによる対談集」を読み、先輩方からさまざまなアドバイス(?!)を頂き、かなり「老年」に対してポジティブになっていたのですが。

今回ヘッセの本を読んで、プラス思考がマイナス思考になって、結局プラマイゼロになって・・・元に戻った感じ(笑)。
読む順番を間違えたかな💦   ヘッセ→横尾センセ→上野女史・・・・にしたら良かったかも(笑)。