The Nature of Imitation Yola Monakhov Stockton

The Nature of Imitation
Yola Monakhov Stockton

Schilt Publishing (2015)

去年12月の話で今更ですが。
ヒエロニムス・ボス(ボッシュ)のドキュメンタリー映画、大阪初日の上映一回目に見に行ってきました。初日一回目の上映回を見に行くなんて学生時代以来かも(汗)。

で、感想ですが。
・・・・何度も何度も何度も何度何度も何度も何度も何度もエンドレスに襲ってくる睡魔。油断すると意識がなくなってた・・・。映画見ながら居眠りするなんて!ありえない・・・。

内容はというと~~~・・・・普段はボスに全く興味もなさそうな方々の「感想大会」・・・だった(泣)。
もっと掘り下げたボスの世界のお話を聞くことができると思っていたのに。ボスの実像の解明とか、なぜあのような絵を作成するに至ったのか、絵に対する新しい解釈・・・とか。あと、ボスを所有していた方々の数奇な人生・・・なんてモノも描かれているかも?!と勝手に期待していました。(こんな感想しか言えない不届きモノは私だけかもスミマセン・・・と大いに反省していたところ、O崎さんからも全く同じ感想を聞いてちょっと安心しました。)

どうせドキュメンタリー撮影するのなら、「感想大会」ではなく「なぜプラド美術館は『快楽の園』を北ブラバント美術館に貸出さなかったのか?!」を取材しその謎を追う映画を作った方がよほど面白かったんじゃないかなあ。(注:プラドが貸し出しを拒否した理由には諸説あるようですが。私的には、プラドが所有する他作品を偽物と鑑定された騒動が絡んでいるのではないか・・・という説が結構気になっています。)
ちなみに。ボスの「快楽の園」の中には鳥たちが実に美しく描き込まれていますが。鳥は音楽などと共に快楽の象徴・・・らしいです。

というわけで。今日はこちらの大変美しい「鳥」の本を選んでみました。
Stocktonさんは戦場フォトグラファーとして活躍されたのち、より主観的なアプローチに切り替えて、鳥類学者ら科学者たちの協力も得ながらこれらコンセプチュアルな写真を撮るプロジェクトを実施したそう。

彼女にとって「鳥は彼女の写真のメタファー」。自由に飛び立つ能力を持ちながら、時に捕獲され束縛されてるままなのだ・・・、と。

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